石見銀山世界遺産へ一歩前進

読売新聞より引用です。

最大のネックがようやく解決――。石見銀山遺跡(大田市、仁摩、温泉津両町)内に鉱石を掘る権利を持つ関西の業者との補償交渉について「合意見通し」と明らかにした県関係者は十一日、二〇〇七年六月の世界遺産登録に向けて自信を深めた。大田市もこの日、遺跡内の林道建設工事に絡み、同じ業者から1億5000万円の賠償金を求められていることを明らかにしたが、権利問題と併せて解決のめどが立ったといい、登録への熱が高まりそうだ。


この世界遺産への動きというのは、何を目的にしてるんでしょうか?
実家があるところなので気になるところです。
これで観光客を呼ぼうなんてことを考えてるとしたら、「う~む」と唸ってしまいます。
世界遺産に登録されるということは、その遺産を地域と国を挙げて恒久的に保存していく義務が発生するようですが、そのための資金は出ません。

そういったことすべて把握した上でのこの活動なのか、疑問です。

たしかに、「世界遺産」というネームバリュー(のようなもの)で、一時は観光客も増えるでしょう。
しかし、僕が思う石見銀山は、一度行けばもういいやって感じのところです。
これからの地方というのは、観光客に何度も足を運んでもらえるように、地域のファンとなってもらうことが不可欠だと思ってます。
でも、石見銀山ではそれが難しそうな気がして仕方がないです。
そもそも、観光客が増えても、地元の人間(僕も含めて)のどれだけが石見銀山の価値を分かっているのでしょうか?

世界遺産は観光振興を目的としているものではない、ということを分かっていると思いたいです。
その史跡・文化を恒久的に保護・保存することが第一にして唯一の目的ではないでしょうか。

その結果として、そこに訪れる人が増えるのであればすばらしいことだと思います。
ですので、この活動を否定している訳ではなく、世界遺産登録の意味を
履き違えないでください、ということです。

石見銀山鉱業権放棄へ 世界遺産登録ギリギリセーフ 県関係者ら自信深める(2004/08/11)
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by jenix_nobody | 2004-08-12 09:39 | work_仕事
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