少年たちの非行

asahi.com 14歳未満でも少年院収容可能 法務省が少年法制改正案(2004/08/26)

少年少女たちの非行抑制として、こういう規制強化、罰則強化といったことも一つの方策だとは思います。
しかし、それでは根本的な解決にはならないんだと思います。

僕は大学在学時にある施設で働いたことがあります。
そこの施設は、学校生活になじめない子、補導されて入ってくる子、家裁の決定で入ってくる子たちがいました。(詳細では違う部分もあるかもしれません。)
いわゆる非行少年もいますし、虐待やイジメを受けている子たちです。

そこで2年半くらい働いたんですが、僕がいた期間で接してきた子たちのほとんどが、
「愛情」のようなものに餓えているということを実感しました。
端的に言えば、親から愛されているという実感や自信がないんですね。
だから僕は自分のスタンスを「できるだけ彼らを受け入れる」というものにしました。
もちろん、「これだけは」というものに関してはきつく叱ったりもしましたが、
基本的に甘えやじゃれあいは受け入れようと。
(それが出来ていたというわけではないです。失敗ばかりでした。)

今でも、そのスタンスが良かったのかどうかは分かりませんが、僕はそれしかないと思っていましたから。
だからこそ、こういう法の強化も必要かもしれないけど、根本的解決にはならないと感じてしまいます。

僕自身は、犯罪を犯した少年を擁護するわけではないです。
犯罪は絶対に許されないことですから。
被害者の気持ちを推察すれば、犯罪を許すなんてことは120%出来るわけがない。

でも、非行少年のうちの一部は(少なくとも僕が接してきた一部)、
親から愛されていれば、愛されていると信じることができれば、
非行なんてする奴ではなかっただろうな~、と思っています。

いつか、自分がもし親になることがあれば、どんな方法で、好きだとか愛してるとか
伝えたらいいんだろう。それが、たまにフッと頭をかすめています。


うまく言えず、おそらくは反感をかうであろうこの記事、載せることにやや躊躇いますが、
ご理解いただければと思います。

※繰り返しますが、犯罪を擁護するものではありません。
[PR]
by jenix_nobody | 2004-08-26 12:07 | mobile_携帯
<< 働いたら負け 25→26 >>